Atelier Paris 11éme

パリのお菓子教室

パネットーネ

12月に入り、パリはストライキの嵐で大変なこととなっております。本当に革命好きな野蛮なエネルギッシュな国民性には、開いた口がふさがりません。ぽっかーん。

そうはいっても、やってくるノエル。レッスンでは、まずはクリスマスのパン、パネットーネをご紹介

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クリスマスのパンというとシュトーレンが有名です。フランス東部のアルザスやドイツの名物ですが、ここパリではこちらパネットーネのほうがメジャー。本来はイタリアのパンですが、パリでも、パン屋さんケーキ屋さんを始めスーパーなんかでも売っているくらいの人気。いわゆるブリオッシュのような甘めの生地にドライフルーツがたっぷり入った、いかにも贅沢パンです。

それでも、アーモンドやマジパン、バターをたっぷり使ったシュトーレンよりも軽めでヘルシー、そして原価がかからないことも、売り手、買い手ともに愛される理由です。簡単に言えば、パン屋さんにとってはシュトーレンより儲かるのです。

ちなみに私がパリのパン屋で働いていた時、あまりにもおいしくて残業してまで作り方を教わろうと思ったら、『パネトーネ専用粉』なるものが出てきて混ぜるだけで終了でした。。。。

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レッスンではもちろん、ちゃんと手ごねで作りましたよー。